自動車業界を知る

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自動車生産設備メーカーとは

自動車1台を構成する部品の数は2万~3万点にものぼります。
しかし、部品が揃っても車が完成する訳ではありません。
それぞれの部品がクルマづくりのプロセスを経て、初めて自動車が完成します。

KITOとクルマづくりのプロセスの関わり

  • STEP 01

    プレス工程

    プレス機で鋼板を加工し、車体やドアなどクルマを構成する部品をつくります

  • STEP 02

    ボデー溶接工程

    プレスしてつくられた部品を溶接し、自動車の車体を造形します

    事業紹介〈ボデー系設備〉

  • STEP 03

    塗装工程

    自動車の車体に何重もの塗装を施し、キレイな車体に仕上げます

    事業紹介〈その他〉

  • STEP 04

    組立

    塗装した車体に、内装品や計器類、電気配線、エンジン・タイヤ等数千点にもおよぶ部品を取り付けます

    事業紹介〈その他〉

  • STEP 05

    車両検査工程

    1台のクルマに対して約1,500~2,000項目もの厳密な検査を行います

  • STEP 06

    完成車両

    1台のクルマが完成するまでには、約20時間かかります

自動車業界の未来

日本の自動車業界の市場規模は69.6兆円となっており、金融(65.6兆円)や総合商社(53.7兆円)を凌いで業界全体で3位です。そんな自動車業界は「100年に1度の大変革時代」とも言われています。最近では世界各国の自動車メーカーで「CASE」という言葉がトレンドとなっており、今後の自動車業界の未来を語るうえで欠かせない言葉となっています。
「CASE」とはConneted Autonomous Shared Electricの略で「コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化」を意味しています。
「コネクテッド」とは簡単に言えば、自動車がネットに常時接続することです。クルマがネットに接続することで、現在位置の把握や配送の効率化、最適なルート提案、事故発生時の通報など様々なことが可能になります。また、自動運転ではクルマが今どこにいるかを把握する必要があるため、コネクテッドの技術は欠かせないものとなります。
現在の自動車業界はこれら4つの技術と概念が同時進行で進んでおり、業界を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。